こんにちは。ゆきと申します(^^♪
この度、2020年7月頭に男の子を出産しました。
思い出として、計画出産の流れやどのようなお産だったのかを記しておきます。
計画出産を悩まれている方やお産がどんなものか不安な方にも、すこしでも参考になるものがあれば嬉しいです
長くなるので、まずは前半として計画出産の流れ~分娩までのお話です
計画出産の流れ
計画出産とは、分娩希望日をあらかじめ決めてそれに合わせて陣痛促進剤などを使う出産方法です。
私の通っていた産院では、初産婦は39週目の一週間の中から(枠が空いていれば)希望の分娩予定日を選べました。
計画出産に決めた理由は2つあります。
- 夫や両親が仕事のお休みをもらいやすい
- 費用が抑えられる可能性がある
分娩日が前倒しになることはあっても遅れることはほぼ無いので、家族や夫が仕事を休みやすいというのが一番の理由でした。
また、自然分娩の場合は夜間や休日だとそれぞれ追加費用がかかるとのことでしたが、計画分娩であれば平日を選んでおけば時間は関係なく、一律の費用で済むというのも大きかったです。
分娩自体は自然分娩でした!
追加費用のかかる無痛分娩や和痛分娩(都度かるい麻酔をしてくれる)も検討しましたが、
「世の中『お母さん』だらけだし、自然分娩で生んでる人が大勢いるんだから私も大丈夫でしょ!」
という楽観的思考で自然分娩にしました(笑)
地元で人気のある産院だったので、2、3回目の妊婦健診のときには分娩の予約をとるように勧められ、予約金の5万円をお支払いして分娩日の予約をしました。
入院までの流れとしては、38週の最後の妊婦健診時に子宮口の開き具合をみて、3~4㎝開いていれば分娩日当日の朝に入院。
開いていなければ、前日の夕方に入院してバルーンを入れるということでした。
バルーン(メトロ)とは、子宮口を広げるために入れるまさに風船のような器具のことです
入院
予定日最後の妊婦健診の日、子宮口の開き具合をチェックしました。
結果は2㎝!ということで、予定日前日に入院することに。
入院したら分娩後までシャワーは浴びれないので、自宅でお風呂に入ってから入院するようにおすすめされました!
前日の夕方ごろに産院へ向かい、もう一度子宮口の開き具合をチェックしたところ3cmほどということでバルーンを入れて入院となりました。
入れてから3時間ほどで自然にバルーンがとれ、助産師さん曰く「とれたってことは開いたってことだから、もう入れない」とのこと。
開き具合のチェックとバルーンの挿入がけっこう痛かったので、3時間でとれてちょっと複雑……。
順調で良かったですが!
翌朝までに計4回(病室に入ってすぐ、21時ごろ、夜中お手洗いに起きたとき、朝6時ごろ)ほど、モニターを付けて子どもの心拍やお腹の張り具合をチェックしました。
驚いたのが、朝のモニターで助産師さんから「10分間隔で張ってるみたいなんだけど……陣痛始まってない?」と言われたことです。
まったく気づいていませんでした。
確かに時々かるい生理痛のようなきゅーっとした痛みがあるなとは思っていたのですが、臨月に入ってから何度もあったのでそれが普通だったのです。
聞くと、生理痛が重い人は陣痛に気付くのが遅れることがあるとのこと。痛みに慣れてしまうそうです。
私は昔から生理痛が重いほうで、ピルや薬を飲んでやっと動けるということも多く、時にはそれでも起き上がるのが辛いことも。
「知らないうちに子宮口が開いてる怖いタイプだね~、あっはっは!」と助産師さんがおっしゃっていました(笑)
「予定日前に陣痛が始まったときは、10分間隔になったら電話して産院まで来てね」と言われていましたが、恐らく気付かなかったでしょう……入院していて良かったです(^^;
分娩(前半)
朝のモニターの後、朝食をしっかり食べ8時半ごろに診察室へ。
人工的に破水させ、自分のお部屋に戻り9時ごろに陣痛促進剤を打ち始めました。
診察台から立ち上がると同時に「だぱーっ」と水が流れる感覚が……
これが破水か!と、思わず「すごーい!」と声に出てしまいカーテンの向こうの先生方が笑ってくれました(笑)
促進剤を点滴し始めてから1時間経ったころに夫がお部屋へ到着。
当初の予定では、初産で時間がかかることを見越して夫はもっと遅く来る予定だったのですが、助産師さんから「進み早いから午前中には生まれるかも~」と言われたので早めに来てもらいました。
その連絡もLINEでのんびりできるくらいの余裕があり、「生理痛よりちょっと痛いかな?」くらいで1人でお手洗いへ行ったりもしていました。
それが辛くなってきたのは陣痛が2分間隔くらいになったころ。
これは真っすぐ立って歩くのはむずかしいな……というくらいになって、子宮口がかなり広がったとのことで分娩室へと案内されました。
まだいきみ逃しを手伝ってもらうほどではなかったので、お部屋では夫の出番は来ず
「大丈夫?お水飲む(´;ω;`)??」「いや、いいわ」「あ、そう……(´・ω・`)」という、なんとも可哀そうな扱いでした(笑)
すぐ近くの分娩室まで壁伝いによたよた……かなり時間をかけて行きました。
このころにはもう真っすぐ立てず、陣痛が来ている間は一歩も動けないくらいでした。
分娩台に上がり、陣痛が来るたびに夫にテニスボールでいきみ逃しをしてもらっていると、「まだ子宮口開ききってないから、自然とうなり声が出てくるくらいになったら呼んでね」と分娩室には夫と私だけに。
もちろんちょこちょこ様子を見にきてくださいましたが、どのくらいの間隔・感覚になったら呼べばいいのか分からなかったので、この時が一番不安でした。
しばらくして、痛みが来たときに本当に自然に「ふうぅ゛~…」とうなり声が出始めたころ、助産師さんが「そろそろだね」と分娩の準備に入りました。
いきみを逃す必要がなくなったときの嬉しさといったら!!
自然に任せて力を入れてもよくなった途端、「陣痛なんてもう全然辛くなーい♪」くらいの差でした(笑)
途中で頭が引っかかってすこし時間はかかりましたが、多分いきんだのは十数回くらいだと思います。
助産師さんがずっと「上手よ!すごい!もうすぐ!」とテンション上げ上げで褒めながらタイミングよく指示をくださったので、不安はありませんでしたしちょっと笑ってしまうくらいでした。
何回目かのいきみで、ふっ…と力がかからなくなったと思ったら、「力抜いて、下見てごらん」と言われ……
促進剤投与から約3時間半、無事息子が生まれました。
陣痛が辛すぎて思わず言葉が強くなったり悪くなったりした、という話を時々耳にしますよね
私は普段も気を抜くととても口が悪くなる(反省はしている)ので、余裕が無くなったら絶対夫に暴言を吐くと思って先に謝っていましたが、実際はそこまで我を失うほどではありませんでした!
多分それは陣痛開始から分娩までの時間が短かったからだと思います。
十数時間もあの陣痛が続いていたら、そりゃ暴言のひとつやふたつ吐きたくもなるわと思います(笑)
ちなみにいきみ始めてからは夫は私の頭側から見ていました。
夫は血がニガテなので立ち合いはしない予定だったのですが、助産師さんが「頭側からイスに座っていれば見えないから」と用意してくださいました。
おわりに
臨月に腎炎になったりコロナが流行したり……色々ありましたが、とりあえずは無事に生まれてくれてほっとしました。
ちなみに陣痛から分娩まですべてマスクをしたままでした。
意外と苦しくなく、ゆっくり呼吸ができて良かったです!
後半は、出産後〜退院までの体験談です。よろしければ覗いてみてくださいね。
ゆき>゜)))彡~
コメント