こんにちは。ゆきと申します(^^♪
今日は映画『悪の教典』の感想をお話しようと思います。
R15指定のバイオレンス・ホラー映画ですので、苦手な方はご注意くださいね
かなりぶ厚い原作小説を読むまえに映画を観てしまったので、おそらくわかっていない部分がたくさんあります。
それはそれで、映画だけの感想をのこしておいて原作を読んだあとにもう一度考えるのも楽しいかなと思っています。
映画をまだ観ていない方はネタバレ注意ですm(_ _)m
映画『悪の教典』について
映画『悪の教典』は、2012年に公開されました。
原作は、『鍵のかかった部屋』や『新世界より』などの著者である貴志祐介さんの同名小説です。
監督は『クローズZERO』や『無限の住人』の三池崇史さん、主役のハスミンを伊藤英明さんが演じています。
先生側の主要人物には言わずと知れた山田孝之さんや、『釣りバカ日誌〜新米社員 浜崎伝助〜』で佐々木課長役を演じられていた吹越満さん。
生徒側の主要人物には2020年に放送された朝ドラ『エール』で音役を演じられた二階堂ふみさん、『あなたの番です』や『チア男子!!』に出演されていた浅香航大さん。
そして『寄生獣』『3月のライオン』などに出演の、いつも眠たそうな目をしている(そこが好きです)染谷翔太さんなどが出演されています。
先生側も生徒側も有名な俳優さんたちがたくさん出演されていますし、漫画化もされている作品なのでご存じの方も多いのではないでしょうか。
キャッチコピーは「まるで出席を取るみたいに、先生はみんなを殺し続けたんだ。」 「クラス全員、皆殺し。」です
物騒ですね!(笑)
映画『悪の教典』のあらすじ
高校の英語教師である蓮実聖司は、優秀で気さくな先生として人望もあつく生徒からハスミンと呼ばれ慕われています。
しかしその正体は、自分のジャマになる人物をとことん排除していくサイコキラーだったのです。
人心掌握(しょうあく)に長けているハスミンは、さまざまな方法で人を自分の手中におさめていきます。
すべてを自分の思いどおりに進めていたハスミンですが、ある日、自分の立場が危うくなりかねない予想外のできごとが。
それをきっかけに始まる、「クラス全員、皆殺し。」。
果たして、クラスのみんなは生き残れるのか……。
というあらすじです
『悪の教典』をみた感想
結末には触れないようにお話するつもりですが、なんとなくわかってしまったらすみません。
キャッチコピーの時点でかなりぶっそうな映画ですが、実際に観るとただただ伊藤英明さんがかっこいい2時間でした(笑)
(失礼ですが)私は特に伊藤英明さんのファンというわけではなく、おそらく主演級の作品は『22年目の告白』とこの『悪の教典』しか観たことがありません。
が、断然!こちらのサイコキラー英明のほうが好きです。
なんというか、何の疑問も持たずに自分の生きたいように生きるハスミンの役が、違和感なく私のなかの伊藤英明さんの印象として すっとなじんでしまいました
『悪の教典』の直前に『海猿』で主演をされていましたが、『海猿』の伊藤英明さんは けんめいに人を救う役だったと聞いているので、そのイメージがある方はびっくりされるんじゃないかなと思います。
それから、吹越満さんと山田孝之さんの演技がとても好きです。
お二方ともほかの作品でもいろいろな役どころを演じられていると思いますが、ほんとうに役に徹底している感じがあって「これがもともとの この人なんじゃないか」と思わされるほどです。
特に山田孝之さん演じる同僚教師のワンシーン(たぶん観たらどこかわかる)が、変な笑いをさそっていて好きです
映画のストーリー自体は、原作を読んでいないこともありかなり軽いものに感じました。
多分原作を読んでいたら、ハスミンのこまかな心理描写や生徒たちの必死の抵抗など、「もっと複雑な場面があったんだろうなぁ」と脳内補完できたと思います。
しかし、映画だけ観るとハスミンはただの殺りくマシーン(しかもちょっとミスが目立つ)だなと……。
事態とは裏腹に軽快なBGMがながれる場面があるのですが、そのアンバランスさから感じるはずであっただろう一種の恐怖は、たぶんハスミンのくわしい心理描写あってこそのものだと思います。
映画だけでは、どうしてもコメディ仕立てのバイオレンス・ホラーにしか見えませんでした。
もちろんスプラッターな描写がニガテな方にとっては重苦しくつらい2時間だと思いますが、この手の作品が好きな方は息抜きに気軽に観られる映画かなと思います。
観終わったあとに、ハスミンテーマソング(笑)のチッチチー♪チッチチー♪が妙に頭にのこります
2時間かっこいいハスミンを観つづけたら、感想が伊藤英明さんのことばかりになってしまいました(^^;
ラストのハスミン(というより伊藤英明さん?)が最高にかっこいいので、気になる方はぜひ観てみてくださいね。
おわりに:ふふふってしながら観られる映画で好きです
『悪の教典』はなんども観返していて、それは基本的に「息抜きにむずかしく考えないで観られる映画にしよ~」という気分のときなのですが、原作を読んだらきっと見方もかわるのかなと思います。
その時は、またあらためて感想をお話したいです。
でも、やっぱり映画は映画としてコメディなイメージは拭えないかも……原作を読むのがたのしみです。
ε=(ノФωФ)ノ それではっ!>~~> #( ゚<
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